「三浦保」愛基金設立の経緯
三浦保氏は、昭和34年に三浦工業株式会社の前身である株式会社三浦製作所を設立して以来、実業家として活躍する一方、「地域に恩返ししたい」という思いのもと、環境や福祉、教育分野の活動に情熱を持って取り組んでこられました。
基金の活用については、三浦保氏のご遺志に沿うよう、同氏が生前強い熱意を持たれていた分野のうち、具体化に至っていなかった「環境・自然保護」と「社会福祉分野」において、民間非営利団体に対する公募助成事業を創設するとともに、県事業においても貴重な財源として有効活用させていただいております。
また、基金の名称は、三浦保氏の社会貢献への思いを後世に伝えるため、同氏のお名前に加え、保氏が生前大切にされていた「愛は愛を生み、信は信を生む」という言葉から、「愛」という文字をいれさせていただき、「三浦保」愛基金としました。
これまでの歩み
平成19年 |
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平成20年 |
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平成21年 |
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平成23年 |
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平成25年 |
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平成28年 |
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平成30年 |
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「一隅を照らす」という三浦保氏の信条のとおり、
優しさとぬくもりが込められた「三浦保」愛基金を活用し、
民間団体を対象にした公募事業と県が直接実施する県事業に取り組んでいます。
公募助成事業の制度概要
環境保全・自然保護分野所管:県民環境部
社会福祉分野所管:保健福祉部
補助対象 |
以下の非営利団体・法人
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対象事業 |
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補助要件 |
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補助額及び補助率 |
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補助対象経費 |
上記活動に必要とされる直接経費 |
スケジュール |
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補助対象 |
以下の非営利団体・法人
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対象事業 |
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補助要件 |
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補助額及び補助率 |
※[特別]は広域での事業展開を行う団体等、[一般]は小規模団体を想定 |
補助対象経費 |
上記活動に必要とされる直接経費 |
スケジュール |
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県直営事業の制度概要
関係する部局において、環境対策及び社会福祉の増進に関係する事業のほか、県が推進する県民のための施策についての事業も実施しています。
環境保護活動顕彰・啓発事業の概要
シンボルマーク・ロゴタイプについて
基金による活動を広く知ってもらうため、基金を活用した事業に表示する、シンボルマーク及びロゴタイプを募集し、全国から320作品の応募をいただきました。審査の結果、工藤和久さん(青森県弘前市在住)の作品に決定しました。
- マークに込められた思い
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「三浦保」愛基金の「み」の文字を基調に愛で繋がり合う人と人の姿で愛媛県「三浦保」愛基金を象徴的に表現しました。暖色系の色は「環境」「福祉」に対するあたたかい愛をイメージしました。
シンプルで親しみやすく、多くの人々に長く愛されるデザインとしました。